メルシーポットは後悔する?2年使った正直レビュー

吸引力の強さで有名な、電動鼻水吸引器「メルシーポット」。
耳鼻科や小児科でも推奨されているのですが、お値段は10,000円超え…。

本当に必要?買ってから後悔したくない。
というパパ・ママの声もSNSで見かけました。
そこでこの記事では、メルシーポットを2年使った実際の使い心地を、写真つきで5段階評価。
メルシーポットの効果やデメリットから、買うときに後悔しないコツやお得に買える情報もお伝えします。
ワーママ歴7年目、30代後半のママ
長男のときはメルシーポットなし
次男は0歳からメルシーポットをフル活用

メルシーポットとは?

公式サイトに記載のある特徴
- 電動タイプの鼻水吸引器
- 耳鼻科医や小児科医からも推奨
- 耳鼻科と同等の吸引力でネバネバ鼻水も吸引
- 口で吸わないので二次感染のリスクが低い
- ボタンを押すだけで吸引できる
- 部品は取りはずして洗えお手入れが簡単
メルシーポットは、赤ちゃんや幼児の鼻水を簡単に吸いとるための鼻水吸引器です。
鼻水吸引器には、手動のポンプタイプや口で吸うタイプもありますが、メルシーポットは吸引力の強い電動タイプ。
まだ自分で鼻を上手にかむことができない子どもが、風邪をひいたときや鼻づまりのときに使用します。
価格は1万円ほどしますが、保育園児がいる我が家では欠かせないアイテムです。
セールやポイント還元でお得に購入できます。

具体的な機能や特徴、使ってみた感想について詳しくお伝えしていきます!
【レビュー】メルシーポットの機能性は?

メルシーポットの特徴を5段階評価でレビューしました!
メルシーポットの機能レビュー
- ▶︎吸引力(★5)
- ▶︎ノズルの使いやすさ(★5)
- ▶︎お手入れの簡単さ (★4)
- ▶︎コンパクトさ(★4)
実際に使って感じたポイントを詳しく紹介します!
吸引力(★5)
メルシーポットの吸引力は、口で吸うタイプや電動スティックタイプとは比べものにならないほど強力に感じます。
「そんなに取れるの!?」とびっくりするくらい、奥に詰まった鼻水までしっかり吸いとれます。
鼻水が垂れていないときでも、吸ってみると「ジュルジュル〜!」と音を立ててどんどん出てくるので驚きました。
粘度の高い鼻水も一瞬でスッキリ、1回でこんなに取れました。

ノズルの使いやすさ(★5)
子どもの鼻に入れるノズルは、やわらかいシリコン製で痛くないので安心して使えます。
標準のノーマルノズルに加えて、ロングノズルも付属。

私はノーマルノズルだけで十分吸えていますが、ロングノズルを使うと奥のほうの鼻水が取りやすいので、あると便利です。
お手入れの簡単さ(★4)
「掃除が面倒そう…」と思っていたのですが、実際に使ってみると意外とラクでした!
- 部品は、ホース・ノズル・吸引ポンプ・カップの4つとシンプル
- 水道さえあれば 道具なしでサッと洗える
- 水筒や哺乳瓶よりも簡単に洗える

鼻水が少ししか取れなかったときは、毎回ガッツリ洗わず、アルコールで拭くだけで済ませることも。
ズボラな私でも問題なく続けられています(笑)
コンパクトさ(★4)
我が家では、白いメルシーポットを使っていますが、シンプルなデザインで部屋になじみやすいです。

風邪をひいているときは、リビングのコンセント近くに出しっぱなし。
夜は寝室に移動させて、延長コードで子どものベッドの近くにセット!
すぐ使える状態にしておくと、めちゃくちゃ便利なので、風邪ひき中はあえて片づけないことにしています。
【体験談】メルシーポットで感じた効果

効果はあったか??
長男はメルシーポットなし、次男はフル活用。
風邪の時は、明らかに違いを感じていました。
メルシーポットで感じた効果
- ▶︎風邪の治りが早かった
- ▶︎夜ぐっすり眠れた
- ▶︎保育園の欠席率が減った

それぞれの体験談をお伝えします。
風邪の治りが早かった

長男は鼻風邪をひくと、すぐに咳がひどくなり、気管支炎や中耳炎に…。
しかし、次男はメルシーポットでこまめに鼻水を吸っているおかげか、中耳炎ゼロ!
かかりつけの小児科の先生によると、
✔ 鼻水をしっかり取ることで、喉に流れにくくなり、咳が減る
✔ 夜ぐっすり眠れることで、回復が早くなる
この2つが大きいそうです。
たしかに、メルシーポットを使った日のほうが風邪の治りが早く感じました。

逆に忙しくて鼻を吸ってあげれなかったときは、次男の風邪も長引いていました。
夜ぐっすり眠れた

鼻がつまると、夜中に何度も起きてしまう息子…。
でも、寝る前にメルシーポットで吸うと、朝までぐっすりでした!
出る鼻水はしっかり吸いきるのがポイントです。
息子も私も、快適な夜を過ごせるようになりました。

夜中にいい感じに鼻水を吸えた日は、翌朝めちゃくちゃ元気です!
保育園の欠席率が減った
メルシーポットを使うか使わないかで、保育園を休む回数が全然違う!と感じました。
仕事が忙しくて「ちょっとの鼻水だから大丈夫かな?」とスルーした日ほど、翌日に発熱 or 咳で休むハメに。
「昨日の鼻水、ちゃんと吸ってあげればよかった(泣)」と後悔することもありました。
「鼻水が出たらこまめに吸う!」を徹底してからは、保育園の欠席率が激減。

忙しいママ・パパにとっては、かなり助かる効果ですよね。
メルシーポット後悔した?デメリット3つ
実際に使ってみて感じたデメリットを3つ紹介します。
とはいえ、使い方に慣れてくるとあまり気にならなくなりました!

デメリットを解消するコツもあわせて紹介しますね。
①音が大きめ
掃除機ほどではないですが、「ズゴゴゴ〜!!」と存在感のある音がします。
音に敏感な赤ちゃんや、寝ている兄弟がいるときは気になるかもしれません。
でも、うちの家族(パパ&長男)は一度寝たら爆睡タイプなので、メルシーポットを使ってもスヤスヤ(笑)
短時間で終わるので、我が家では 「音 < 便利さ」 で気になりませんでした。
音がどうしても気になる場合は、本体の振動をおさえると音が小さく聞こえます。
試しに、布をかぶせてギュッと押さえつけながら使ったら、音が半分以下 に感じました。
洗い方にコツがいる

メルシーポットを使ったあとは、吸引ノズル・ホース・ポット内の鼻水 を洗いながす必要があります。
鼻風邪が治りかけると、このようにホース内に黄色い鼻水が溜まりやすくなります。

洗い方のコツ
- 水道から出るお湯で洗う
- 蛇口はシャワーでなくストレートにする
- 勢いよくお湯を流す
コツをつかめば 30秒くらいで洗浄完了!

ちょっとしか使っていないときは、毎回ガッツリ洗わなくてもOK。
公式説明書では 「最低でも1日1回は洗う」 とされています。

私はズボラ母なので、こんな感じで乗りきっています。
- ノズルの先をアルコールで拭く(3秒)
- ノズルの先だけ外して洗う(10秒)
- 数回使って汚れが気になったらしっかり洗う
子どもが嫌がる
メルシーポットはとても便利なんですが…。
うちの息子、1歳をすぎたあたりから全力で拒否するようになりました(涙)

赤ちゃんのころはスムーズだったのに「何かされる!」と察知する力 がついたのか、見るだけでイヤイヤ。

でも、試行錯誤しながら 今では昔ほど嫌がらなくなりました!
乗りきるコツ
- 公式でおすすめされている姿勢で固定
→ 両腕をママの太ももの下に入れて、頭をしっかり固定!
→ 暴れにくくなるので、一瞬で吸引完了。 - YouTubeやおもちゃで気を引く
→ 動画やおもちゃに気を取られている間にサッと吸えることも! - 寝ているときにこっそり吸う
→ これ、我が家では成功率高め!寝ぼけているときにそっと吸うと、意外とすんなりいきました。
終わったらギュッと抱っこ&「スッキリしたね〜!」と褒める ことで、イヤイヤも軽減しました!
購入後に後悔しないコツ

後悔しないコツは?
メルシーポットを購入後に後悔しないためのポイントをいくつか紹介します。

商品の選び方や扱い方を知ってから購入すると「買わなきゃよかった」をふせげるかも!
購入後に後悔しないコツ
- ▶︎中古購入は注意が必要
- ▶︎適切なノズルを選ぶ
- ▶︎効果的なタイミングで使う
中古購入は注意が必要


中古で本体を購入して、ノズルやホースだけ新しくするのはアリ?
そう思って調べてみたところ…中古購入には注意が必要だとわかりました。
- S502・S503は「古い型」なので要注意!(最新型はS504)
- 6,000円以上で購入すると、新品のほうが安くなる場合も多い
メルシーポットは2011年に発売されて以来、2回モデルチェンジされています。
中古で安く出まわっているものは、最新型に比べて機能面で劣るS502やS503といった古い型がほとんど。
最新型(S504)も6,000円以上で購入した場合、部品代(約2,500円※)を足すと新品並みの価格になるので要注意!
※2025年1月30日公式サイト価格
適切なノズルを選ぶ

ノズルのサイズは「スタンダード」と「ロング」の2種類だけ。
実はうちの息子は、パパ譲りの立派な鼻と鼻の穴を持っています(笑)
赤ちゃんのころから鼻の穴が大きめだったので、購入時についていたスタンダードノズルで十分でした。
鼻の穴が普通サイズの子や乳幼児なら、先端の細いロングノズルがあると便利!
ママ友が使っていたので、写真をお願いしました。


「パーフェクトセット」というセットが本体+ロングノズル+シリコンチューブ+チューブソルダーのセットです。
効果的なタイミングで使う

メルシーポットで鼻を吸うのに、とくに効果的だと感じたのは次の4つのタイミングです。
- お風呂あがり
- 風邪薬の服用後(鼻がグジュグジュしてきたら)
- 少し熱い食べ物を食べたあと
(味噌汁、うどん、ラーメンなど) - 就寝中に鼻がグジュグジュしているとき
お風呂やごはんで体が温まっているときや、風邪薬(処方薬・市販の鼻炎薬)を飲んだあとは、鼻水が出やすくなるタイミングなので吸っています。

ただ、鼻水が固まってしまうと吸ってもなかなか出てこないので、たっぷり水分をとるのがおすすめです。
メルシーポットを安く買う方法!
メルシーポットは、楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなどのネット購入がお得です!
いくつかのショッピングサイトを見てみると、1万円前後の価格帯が多め。
しかし、セール時期を狙えば8,000円台〜9,000円台で買えることも!
お得に買うコツ
- ✔ 楽天スーパーセールやAmazonのタイムセールを狙う
- ✔ ポイント還元の高い日に購入する
- ✔ よく使うショッピングサイトで買い、ポイントを貯める
- ✔ 子どもの風邪対策として、早めに購入する(結局お得!)

メルシーポット販売元のシースター株式会社の公式サイトによると、医療費控除の対象になる場合があるとのこと。レシート取っておきましょう。
まとめ:メルシーポットは買ってよかった!
メルシーポットを買ってよかったこと
- 風邪をひいても悪化しにくい
- 夜ぐっすり寝てくれる
- 保育園の欠席が減った
もう、メルシーポットなしの生活にはもう戻れません(笑)
とくに、子どもが風邪をひきやすい保育園児ママや、仕事で休めないワーママさんにおすすめです。

鼻水がスッキリ取れると、子どもも快適だし、親のストレスも激減!
「育児の必須アイテム」として、自信をもっておすすめできます。